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July 26, 2004

韓国ブーム

私は、韓国に対する偏見も何もない。むしろ、行ってみたい国の候補一番ではある。
しかし、最近の韓国ブームはいかがなものかと思う。冬ソナからはじまって、韓国イケ面四天王男優だとか、女優もそれなりに、これから人気が出そうな人が目白押しだったりと、それはそれで良いのであるが・・・
先日、ブラザーフットという、韓国映画をみて、韓国事態に悲運の歴史があるからこそ今後、その奥深い歴史と文化から、まだまだ芸術的な発展はあるだろうなと感じた。
しかし、今の韓国ブームに対する日本人の考えの中に、その歴史的背景や、日本が朝鮮半島にたいして行った、戦時中のできごとを考えている人がどれだけいるのだろうか?日本には、日本の責任と立場があるであろう。
ところで、今年のトレーニングセールにおいて、日本軽種馬協会が買い上げを何頭か行っていたが、その馬達は、すべて韓国馬事会に対して寄贈するものであった。その、裏には、今後日本のマーケットに対して多大な影響を与えるであろう、東アジアの中での韓国競馬の存在があるわけであるが、そのマーケット開拓と友好の意味を込めたとしても、ただ単純に馬を購買して寄贈という安易な方法には疑問を持たざるをえない。
私は、アジア開拓は、日本の生産者にとって急を要する案件であると思うが、日本人感覚的な補助金や寄贈という形では何も解決しないし進展しない。むしろ、日本の悪しき習慣の押し付けのような気がするのである。
ほんとうに、東アジアの競馬を発展したいのであれば、別の形での貢献が日本の競走馬生産会やJRAにはできると思うのである。そして、競うべき生産地がオセアニアにあるということを、もっと意識していただきたい。
個人的、本心を述べると、そのような環境の中で、補助も何もなく戦い挑んでいるシンガポール競馬も考えてくださいという、一面も隠せないではあります。(^_^;)

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July 24, 2004

日高も猛暑

今年は、日本列島に猛暑となる熱波がせめている。なんでも、エルニーニョもどき現象というのが起きていて、そのせいで夏本番を迎える前の早い時期からの猛暑となっているんだそうだ。遅ればせながら、日高もここ数日、ぐんぐんと暑くなってきた。もちろん本州のそれとは比べ物にならないであろうが、今日などは温度計が28度を指していた。こんな日は、ここ何年も冷夏が続いて20度となる日もなかった日高にとって、大変な事態だ。ここ何年も、うちでは、馬のための暑さ対策など、とっていなかったのだが、これだけ暑い日がつづくと、馬の体調に十分注意してあげないといけないし。日中は早めの収牧も検討しなくてはならない。とくに青草を食べてる馬は、まだ良いのだか、サンシャインパドックに出てる馬などは、要注意である。
しかし、馬の注意をしながら、私も黙っていても汗だくになってしまうほどの暑さが苦手な人間なので、自分の体調管理にも気をつけたいと思う。ただ、日高の場合、夕方から夜は、たいへん涼しくなり、東京の人などからみると、天国のようなところであるのだが。

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July 21, 2004

北海道市場セレクションセール

19日、20日と静内の北海道市場でセレクションセールが行われた。
初日は当歳馬、2日目は1歳馬のセレクションであったが、2日とも好調な売れ行きの結果となった。結果詳細は日高軽種馬組合のHPにて。
この2日間のセリと、先日行われた社台セレクトセールを見ていて、馬主さん達の不景気は終了したのであろうか?と思わせる程であった。いや本当に景気は上向いているのかも知れない。ただ、いずれもJRAでの使用を考えている馬主が購買層であったと考えられ、本当の意味で生産会に活気が戻ってくるのは、地方競馬の馬主が購買層となる8月市場の結果をみなくてはなるまい。おそらく、今の地方競馬売上や賞金からすると、良い結果にはならないと想像できる。用は、日本の競馬、特に生産会の景気を左右するのは、地方競馬運営状況にかかっていると言える。
ただ、今回の好調でJRAの抽選馬が予定にみたない購買数だったと聞く、その分は8月市場からの購買となることが考えられるので、8月市場を買い支えてくれることぐらいがかすかな望みか。

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July 17, 2004

いまどき牧草作業

日高では、牧草が真っ盛り。牧草といっても、一般の方は、何のことか分からないでしょうが、日高では、干し草つくりのことを、総称で「牧草」と呼びます。日本語的には明らかに間違いですよね。この牧草作業、刈り取った草を天日で乾燥させ、梱包して貯蔵し、冬の間というより1年中の馬のための飼料となるわけです。しかしこの牧草作業、天日の力を借りるため、すべてはお天気次第です。一枚の畑を乾燥させて収穫するのに、好天で3日、普通の天気で4日はかかります。今の時期、どこの牧場の人たちも、天気予報をこまめにチェックし、自分の土地の天気をピンポイントに予想して作業にかかります。4日間も好天が続いてくれると、一連の作業を終えることができるのですが、そこは「女心と北海道の初夏の空」とでも言えるほど、天気予報は裏目に出たり、あと一日で畑一枚が片付きそうなところなのに、無情の雨となったりします。もちろん、雨をただ手をこまねいて見てる訳でなく、雨が降りそうになる前には、山のように堆積してビニールシートをかぶせたりします。干草は雨に当てると、乾燥が戻るだけでなく、草の栄養価が一気に落ちます、また十分な乾燥状態じゃない草を堆積して雨から避けようとしても、発酵してしまい何日もそのままだと腐敗しだします。いいとこまで乾いていた草が、雨が何日も続き、食べさせる草としては使えず、寝藁へと用途変更されたり、あるいは最悪に真っ直ぐ堆肥としてなんてこともありえます。
この作業、少し昔は人手によるところが大きく、干草ができての収穫の時などは、「牧草上げ」と呼ばれ、梱包された干草をトラックに積込み倉庫にしまうまで過酷な力仕事でした。一人でも多くの人手が欲しいですから、近所の牧場が助け合ったり、学生が夏休みになるの待ち受けて、実習生を囲って作業を行うこともありました。
しかし、昨今は、この牧草も機械によりほぼすべてが行えます。それまでコンパクトと言って、一つ15㎏ぐらいの梱包は、ロールと呼ばれる一個150㎏以上の巨大な梱包となり、人手では到底太刀打ちできない大きさで、すべてトラクターで作業します。これにより、労働時間の超過を訴えることのできないトラクターは、ときたま故障というストライキはするものの、運転手がやる気になれば夜遅くまでの作業をすることもできるようになりました。かくいう、私も、昨日一昨日と夜10時過ぎまでの作業をしておりました。昔なら、収穫の際には、運動会かピクニックのように、お昼にみんなで豪華なお弁当を広げて、ビールでも一杯のんで気合をつけて行った労働も、今は、エアコンの効いたトラクターの中でコンビニ弁当だったりします。一度に行える面積も格段に広くなりましたが、どうしても思い通りにならないのは、天気で、一度天気の読みを間違えると、寝藁や堆肥を作る量も一気に増えてしまうのが、いまどきの牧草作業です。

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July 15, 2004

勝負服

このWEBLOGの右上にある勝負服は私の物である。単純なデザインだが、赤と黒を基調に白星が胸と背、そして頭にある。私なりに物凄く考えてデザインした勝負服である。勝負服というものは、日本だとJRAの馬主にならないと持つことができない。もちろん私はJRAで馬主になるほどの財力を持ち合わせていない。では、この勝負服はどこの勝負服かというと、シンガポールでの勝負服である。デザインの意味は、またの機会に書くとして、シンガポールでは、というより日本以外の世界のほとんどが、馬をもっているものが馬主で、その財力などの審査基準は無いに等しい。勝負服が持ちたいから馬を持つという人間はいないかと思うが、微妙に馬主心をくすぐることは事実である。日本の地方競馬の場合、勝負服は騎手が所有するもので、馬主個人がデザインを持つことはない。この辺も、日本の地方競馬を統括する地方競馬全国協会(地全協)にはぜひご一考願いたい一つである。

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July 14, 2004

社台セレクトセール

表題には、誤りがある。12.13日と千歳のノーザンパークで行われたセレクトセールの主催者は、日本競走馬協会である。今年が7年目ということで、すっかり日本一高い競走馬が上場される市場ということで認知されている。当初は、社台グループがあまりにも走りすぎるサンデーサイレンス産駒を誰に売って良いか困ったんで、いっそのことセリにしてしまえ、という発想で始まったと推測するものがいるほどの、上場馬のうちの半分が社台グループからの上場となっている市場である。
ようは、社台セレクトセールなのである。それは企業として、もっとも良いマーケットを作りたいということで、社台がこの市場を創設したことは、日本の競走馬流通において革命と言えるだろう。ただ、日高の親社台、アンチ社台の牧場も入り乱れてこの市場に便乗する姿は、いかがなものかと思う。もちろん背に腹は変えられないというのが実情なのだか、この市場のルールとして、社台グループの上場頭数は、非社台グループの上場頭数と同数以下というのが、市場奨励賞を受ける基準として設けられている。だから社台以外の牧場から上場馬がいなければ、社台グループも上場できないのである。ただ、市場の原理として、良い市場があるのに、そこに上場させないというのは、非現実的であるから、みんなでボイコットしようと言いたいのではない。
むしろ、日高はセレクトセールに勝るとも劣らない市場を自分たちの手で作る必要があると思うのである。そしてその市場に社台グループからも上場されるようになり、逆に上場頭数は、全体の何パーセントまでなどど規定ができる程の市場を日高で作れれば、また新たな流通として軽種馬業界の大きな前進になる。
そのためには、いまある日高軽種馬組合が行っている市場に求心性がないと感じ、民間の力が必要であるというのが、私が常々抱いている考えであり、その一歩として日本で初の民間競走馬セリ施行会社「プレミアセール」の創設に企画の段階から加わってきた。
売り手の都合で行われている当歳市場、買い手からすると、まだちゃんと成長するかどうかもわからない産まれたばかりの馬よりも、やはり1歳の市場というのが世界の流れであり、あきらかに馬主たちは当歳で買わないと馬がなくなるかのようにこぞってセレクトセールに集い手を上げるが、セレクトセール同等の良質馬が集う1歳市場が日高にできそこで当歳市場よりも高い価格で取引されることが、競走馬流通の正しい姿と私は思います。

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July 10, 2004

猛暑

5日6日7日と東京に出張で行ってきた。今頃の東京は、梅雨時でじめじめして蒸し暑いのだろうと、ある程度は覚悟して行ったが、ちょうど7月はじめとしては記録的な猛暑と重なり、私の想像をはるかに上回る暑さであった。なんでも熱中症で死人が出たほどだそうで、北海道の中でも特に夏が涼しい日高育ちの私からすると、命からがら逃げ帰って来たと表現できるほどである。31度や32度の気温というのは、シンガポールに良く行くのだから大丈夫であろうと思っていたが、東京の暑さは赤道直下のシンガポールを上回る程に感じた。おそらくシンガポールが街のすぐ近くにジャングルがあり、街中も公園のように緑が多い街並みに作られているのに比べ東京はアスファルトとコンクリートのジャングルが照る返しなどを産み、気温異常の過酷な灼熱地獄とさせてるのであろう。
そんな中、川崎競馬場と大井競馬場を廻ってきたのだが、私だけでなく、もともと暑さに弱いサラブレッドにとってはいかに過酷な環境であろうかと容易に想像できる。パドックでも早くも夏バテの症状を見せている馬も多くいた。シンガポールの競馬場で見る馬よりは、四季がはっきりしてるぶんだけその対応に難しさがあり夏ばての馬の頻度が多いのかもしれない。
そんな馬を見ていて、夏は、やはり北海道日高で過ごさせてやりたいなと思った、東京出張であった。

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July 03, 2004

近鉄バッファローズ合併問題

いま、巷では近鉄バッファローズの合併問題が何かと取りざたされている。最初スポンサーや買い手を探していたが見つからなかったためにオリックスとの合併という方法を取ると発表、パリーグは5球団になることで、他球団も1リーグ制への以降にまっしぐら走ってるようである。1リーグ制にするにも11球団ではやりずらいから、もう1球団が合併あるいは廃団となることになるであろう。日本の野球界はほんとうにそれで発展することができるのだろうか?ライブドアが近鉄を購買する意思を表明したのも、もちろん企業としての球団保持によるイメージアップもあるだろうが、1リーグ制10球団では、日本球界は後退であると判断したからであろう。私が思うに、この合併問題で、完全に忘れられているのが、選手会でも球団職員でもなく、ファンの存在であろうと思う。球団経営者、日本球界をコミッショナー以上に牛耳ってる一部のオーナーは、本当に日本のプロ野球ファンのことを考えているのだろうか?あの人の頭の中には自分の球団の事しかないのかも知れない。だから私は子供の頃から好きだったジャイアンツファンを社会がわかってきた頃に嫌いになったのだから・・・。  
同じことが、JRAにも言えると私は思っている、今回の第三次国際計画は、ほんとうに競馬ファンの事を考えての物なのだろうか、日本の競馬ファンは、出走馬中半分以上が外国産馬である日本ダービーを見たいのだろうか?訳のわからない外国現役馬が毎度毎度勝って行く古馬グレードレースを今の興味と同じに見てくれるのだろうか?もういちど考えて頂きたい。
余談になるが、近鉄バッファローズを購買しようとしている、ライブドアの社長は、競馬好きである。現に馬主としても活動され、うちにも預託馬がいる。私は、ぜひお願いしたい。プロ野球球団を買えなかった暁には、日本の競馬界、そして競走馬生産界のこともぜひ考えていただきたいと。

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