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October 31, 2004

天皇賞を終えて

今年の天皇賞は、藤澤厩舎のワン・ツーで終わった。週が始まる前の牧場のミーティングで、藤澤厩舎のワン・ツー・スリーもあるぞと、従業員に話していたのに。当日の私の買った馬券には、藤澤厩舎の馬は、一頭も入っていなかった。相変わらずの馬券下手である。
このレースを見て、競馬における騎手の腕の力の重大さを、改めて知らされた気がする。しかし、他のJRAの騎手は何をしてるのか?菊花賞の岩田に続いて短期免許の外人騎手にやすやすとG1を取らせてしまう。なんともお人よしの軍団だ。フェアープレーが身に付いていると言えば聞こえは良いが、つまりは温室育ちの騎手たちなんだと思う。G1に乗れるような騎手は、普段それなりに騎乗機会に恵まれ、それなりに勝ち星を上げ、それなりに収入がある。それに加え、地方競馬や短期免許の外人騎手は1流であっても、ハングリー精神丸出してある。
私は、JRAの騎手たちの騎乗技術は、世界でも有数であると思う。馬を真っ直ぐに走らせる、他馬との距離を十分にとる。しかしそれでは、いざというときの、勝負に負けてします。ぜひ、JRAの騎手達には、海外での騎乗をどんどん増やし欲しい。とくにローカルな競馬場での経験を積んで、その場で戦うハングリー精神の騎手たちと腕を交えることで、本当の強い騎手としての技術が身に付くのではないだろうか。

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October 30, 2004

宇都宮競馬見学

生産馬を見に行く都合もあり、今年度一杯で競馬が廃止される宇都宮競馬場に行ってきた。はじめて訪れた競馬場だか、建物こそ新しいものはひとつも無いが、じつにコンパクトに良くできたスタンドである。馬場は小さいが、それでも地方競馬としては普通の部類であろう。訪れるファンも、土曜ということもあってか、意外と学生風の若い人が目立った。私と同じに、廃止前に見ておこうという人もいるのだろう、ゴール前やスタンドにむけてデジカメを駆使する人もみかけた。時間の都合で2レースほどみて帰ってきたが、帰りには何やら寂しい気持ちにさせられた。このての感じのいかにも地方競馬という感じの競馬場は、徐々になくなっていってしまうのだろうか。

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October 29, 2004

以下のニュースが飛び込んだ

■アドマイヤベガ急死
1999年の日本ダービーを制した「アドマイヤベガ」が10/29(金)、供用先の社台スタリオンステーションで急死した。原因は未だ発表がないため不明。
同馬は親子2代でダービーを制し、その競走成績と血統背景から今後に多きな期待を寄せられていた。
初年度産駒は2歳。この世代からは、札幌2歳S(G3)を制したストーミーカフェ、2連勝でききょうSを制したレキシントンブルーなどの活躍馬が出ており、評価もうなぎ上りだった。
本年の国内1歳市場でも産駒が非常に高い評価を得ており、来シーズンの種付料が700万になるとの話も上っていただけに急死が惜しまれる。
残された全兄弟アドマイヤボスがその血を残すことになりそうだ。

 【アドマイヤベガ】 1996年早来産 父:サンデーサイレンス 母:ベガ
             8戦4勝 1999年 日本ダービー(GⅠ)

生産地の噂では、腸破裂とのことです。今年の活躍や、日高の評判で私の聞くところでは、来年の種付け料1000万円という話もでてましたから、関係者だけなく、生産地全体としても痛いニュースです。ただただ、冥福を祈ります。

ところで現在、私は、振興会長連合会と軽種馬協会との会議ならびに懇親会のため新橋におります。新橋は東京の中でも実に独特の雰囲気をかもし出している街です。そして、その中で明日の競走馬生産会を語りあった、日本軽種馬協会の今原副会長(あえて実名)は恐るべしの人物でした。近い将来、なにか形になるものを見せてくれそうで楽しみです。

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October 28, 2004

ジワジワっと

昨日船橋競馬場で行われた、2歳の重賞競走、第50回平和賞1600m 1着賞金1200万円で、シーチャリオット(父 シーキンザゴールド)が強い勝ち方で優勝した。この馬の馬主名はダーレージャパン、そうドバイのダーレー軍団すなわちシェイクモハメドの日本法人の持馬である。初年度の昨年こそ、今ひとつの成績だったが、今年はこのシーチャリオットの他にも実力馬が目白押しだ。来年は、南関東のクラシック路線を賑わすのかもしれない。思えば、ダーレー軍団が日本に侵攻を始めたのは、実に15年ぐらい前であろうか、まずはジャパンカップにまだまだ欧州の一流馬が来てくれない頃に、半分ボランティアで一流馬を送り込んでくれた。また、日本の生産者に所有する一流血統の繁殖牝馬や種牡馬を分けてくれる活動も行ってくれていた。そして、日本の生産馬を買いつけるようになり、サンデーサイレンスの種付けに繁殖牝馬を送り込んだり、ジワジワっっと地盤を固めてきている。そして去年より馬主法人を作り、日高では他頭数の繁殖牝馬を預託、あるいは牧場を借りるなどして、いよいよ日本での活動を本格化させてきている。この侵攻を、批判的に捕らえる人もいるようだが、社台グループ対日高という対立構造の決着は、明らかに優劣がついてしまっている。今後の日本の競走馬生産に大きなてこ入れという意味では、ダーレーの日本への侵攻の進度は遅すぎるぐらいである。
巷では、IT産業の会社が地方競馬への参入を表明しているが、実は私は、ダーレーこそ日本の地方競馬を救える唯一の勢力ではないかと考えてる。彼らなら、馬券に比重を置いた日本の競馬を、別な形にかえてくれる力があるのでは、個人的に想像している。確かに日高の土地がどんどん外国資本に占領されるのは、喜ばしくないのかもしれないが、そんなことを言ってられる時代ではない。日本の競馬がワンステップ飛躍するためには、感覚の違う資本が投入されるのが早道と思っている。その頃、私は、この業界からはじかれてもである。

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October 27, 2004

天覧競馬はお預け

今週末開催される今年の天皇賞に、JRA50周年のお祝いではないが、天皇が閲覧くださる、すなわち天覧競馬になると、先週あたりに正式に発表になったばかりであるが、新潟の震災などの国民感情から、競馬を観戦してる場合では無いという判断らしく、天覧競馬は来年以降に延期となったと報道されました。
もちろん、新潟の震災は痛ましいことですし、国民の皆が、一刻も早い復興を願ってやまないわけであるが、それと競馬は別であると考えるのは、私が日高産まれの生産者のせがれであるからでしょうか?
一人の馬に生きる人間として、天覧競馬を心待ちにし、もしや天覧競馬がきっかけに競馬の一般社会での認識もよくなるのではと考えていた私であるが、新潟の方たちの何百分の一かは、災害にあった気分である。
来年の以降の、近い将来に実現することを願いたい。

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October 26, 2004

やるね。ライブドア

朝からニュースが舞い込んだ、あのライブドアが廃止を決定した、高崎競馬に経営参画を計画しているというのだ。
具体的なことはまだ、計画中のようだが、おそらく、野球界以上に立ちはだかる難題があるかと思うが、なんとか成功して欲しい。私も力になれることがあったら手伝いたい心境である。

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October 25, 2004

岩田騎手

昨日の菊花賞、優勝したのは、伏兵、デルタブルースであった。この世にステイヤー血統がなくなる中、ステイヤーの適正を見せていた一頭が菊花賞を優勝するのは、後から考えれば十分に考えられたことである。
鞍上に目を向けると兵庫競馬所属の岩田康誠騎手である。彼が一流の腕があることは、誰もが認めるところであるだろうが、現役地方所属騎手がJRAのクラシックを制覇を優勝したのは、実にこれが史上初ということになる。G1勝利も99年フェブラリーSをメイセイオペラで制した菅原勲(岩手)に続く2人目の快挙だそうだ。
一昔前では考えれなかった、地方騎手のクラシック制覇。それもJRAの馬に騎乗してのもの。この流れが、地方所属の馬にも、ごく普通に起こる世に近い将来なることを望むものだ。
その前に、外国所属馬が、ごく普通にJRAの重賞競走を勝つ時代が来ることは、望むものでは無いです。(^_^;)

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October 24, 2004

コスモバルクの夢

今日の菊花賞、地方の星、コスモバルクは4着に終わった。
今日は力を出し切っての負けと言って良いかと思う。
3000mを逃げ切るのは容易ではない、この馬には少し長かった。2000mであれば、今の3歳世代では一番強いと思わせるレース内容であった。恥じることは無い、胸を張って、北海道へ帰って来い。ほんとうに夢を見させてくれてありがとう。バルクの夢、岡田氏の夢は、ファンの夢でもあった。
そして、また古馬での頂点を目指して頑張ろう。来年の来週、そう秋の天皇賞では、きっと天皇盾を手中に収める、バルクがいるに違いない。
応援はしていたが、馬券はスズカマンボから流した私がいる。(^_^;)

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October 23, 2004

オータムセールを終えて

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18日から22日まで、静内の北海道市場においてオータームセールが行われた。
初日と二日目は、当歳市場、三日目からは1歳市場が行われたのだが、結果は、当初私が想像していたよりは、無難な結果で終えた。特にサラブレッド1歳市場は、3日間で228頭の馬が取引され、微増ではあるが昨年の取引実績を上回った
セレクション市場やセレクト市場のおおきな売上増ではじまった今年の市場。不景気は終わったのか?と錯覚させる結果から始まった今年の市場も、夏セリを超えて、9月市場では、ぐっと寒い結果となっており、このぶんだとオータムセールは、オオサムセールになるかもと、仲間内では心配していたが、この結果は、まだまだ安心できるような内容ではないが、一応の結果をしめしたと思える。
ただ、私のところのから上場した3頭はすべて主取りとなったため、つらい市場でありました。

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October 11, 2004

帰国

オーストラリア、ゴールドコーストでのトレーニングセール視察を終えて、5日帰国したのですが、帰国後すっかり風邪をひいてしまい、つらい毎日を送っております。(^_^;)その間、関東へは台風が直撃し、JRA東京開催が中止になったり本当に今年は台風の当たり年である。台風も去り、季節は秋を感じさせる。味覚の秋、スポーツの秋、読書の秋、実りの秋といろいろあるが、私には、やはり「馬肥ゆる秋である。」この秋のG1戦線、そして地方競馬での根幹レースを楽しみに、酒を飲みながら秋の味覚に舌鼓を打とうかと思います。
私には、食欲の秋ですな。

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October 04, 2004

ゴールドコーストにて

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ゴールドコースト3日目の朝をむかえております。
いやー、観光でくるんならすばらしく良いところでしょうな。しかし小生は市場視察という目的があるので、観光は夜の街並みだけにとどめ、日中は馬見を続けております。
一昨日は、競馬開催でした。番組の賞金をみて、びっくり、北海道競馬の平場といい勝負の賞金です。競馬場の規模はこのオーストラリアの中でも小規模なのかどうかわかりませんが、スタンドは1万にも入れば、ギュウギュウとなりそうです。ただ直線にそって特別な日には、テントやベンチが大量にでてる写真をみたので、そこいらにも人がはいるのでしょう。この日は、まったくの普通の開催だったのですが、お客はそれなりに入っておりました。なんでもゴールドコーストで週末にフットボールの大会があるそうで、それを観戦にオーストラリア全土から人がゴールドコーストに集まってるのだそうで、その一部が競馬場にも流れているようでした。みな大量にビールを飲み、大きな歓声を上げながらいるので、ちと暴動でもおきるのではと、不安な気持ちにされたです。
昨日は公開調教の日だったのですが、競馬開催もそうだったのですが、日本で言うターフビジョンも何も無いので、実況がたよりなのですが、私の英語力では、役にたたづ、走ってる馬が何番なのかを見るのが大変でした。後半になってやっと調教内容も読み取ることができましたが、時計も一頭づつでなく、2頭あわせなら最後のハロンのからの通貨タイムじょうたいなので、馬見はもっぱら相馬眼が必要となります。というわけで、スタンドにいたんではらちがあかないということで、後半は下見に徹しておりました。
さて、これからせりに向かいますが、その感想はまた、後日。

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October 01, 2004

現在成田空港です

私は、いま成田空港におります。これからオーストラリアのゴールドコーストにトレーニングセールを視察にいくのですが、空港のラウンジとういうところで、HOTSPOTを体験しております。世の中便利になったもんです。自分でインターネットにつないでみで、びっくり状態です。このよのITなどの進化はすごいものがあります。競馬も馬券などの進化はあるものの、地方競馬やJRAの馬券売り上げが下降してる現状は、世の進化に追いつききれないでいるのでしょう。それにもまして、生産地は、ほんとうに、置いてけぼりをくってるのかも知れません。
それでは、オーストラリアに行ってきます。

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